東京名画座グラフィティ
田沢竜次
平凡社新書
巻末の極私的名画祭で私が見たのは「青春の蹉跌」「サブウェイ・パニック」くらい。田舎育ちでは東京生まれで遠くなっても船橋の著者には敵わない。
私が行ったのは渋谷全線座8博士の奇妙な愛情、フラバァ)、池袋文芸座、地下、日勝地下(ジョーズ)、新宿ミラノ座(007)、プラザ、蠍座(幕末太陽伝)、テアトル、昭和館、パレス、ローヤル、銀座日比谷スバル座(レットイットビー)、並木座(どですかでん)、日劇(惑星ソラリス、用心棒)、浅草東京クラブ、飯田橋佳作座(風の谷のナウシカ)、ギンレイホール、早稲田松竹、高田馬場パール座(ダーティ・ハリー、フレンチ・コネクション)、大塚名画座(エイリアン2)、鈴本キネマ(スケバン刑事)、四谷公会堂(小川プロ)
川崎チネチッタ(スーパーガール)、王子に東映と松竹の二本立てのメインのほうを組み合わせて上映する映画館もあった(ダイナマイト ドンドン、皇帝のいない八月)
川口図書館から