ゴジラVSビオランテ
有馬治郎
角川文庫
かなり疑問のある映画のノベライゼーション。あとがきに「とうとう開き直ってオリジナルに近い展開になっていくその苦闘ぶりを面白がっていただければ幸いです」ともあるが、改悪としか思えない。
自動小銃はすぐに機関銃になるは、千メートルの潜水に耐え、外装は三千度に耐えるはずのアングラーが「下部はホバーエンジンむき出し」だは。あんまりなので「有馬治郎」で検索してみると、この作品しかヒットしない。たしかにこれでは小説依頼する人はいないだろう。図書館から