カルナヴァル戦記
船戸与一
1980年ごろのブラジルで不本意な職に就いている三十歳くらい男を主人公にした短編集。
タイトル作が一番か、犯罪組織の裏切り者を狙撃するため待ち構えるが邪魔され、カーニバルの山車の上に飛び乗り刺す。
カバーの絵で各短編のブラジル語?でのタイトルを裏返しで書いてあるが何の意味があるのだろう。
船戸さんの作品はかなり読んでいるので書棚を探せばこの本も出てくるかもしれないと思うが100円だったので。