1964年のジャイアント馬場
柳澤健
双葉社
柳澤健の本はなにしろ分厚い、600ページ弱。
「1976年のアントニオ猪木」とは違い馬場の1964年の試合を大きく扱ってはいない。
馬場の話は結構読んだことのあるものが多かったが、むしろバディ・ロジャース、カール・ゴッチの話が珍しい。
32文ロケット砲の着地時うつ伏せに受身を取っている写真がある。仰向けでしか見たことが無かった。
ジャイアンツのユニフォーム姿は結構見られるがホエールズのユニフォーム姿は始めてみた。
馬場夫人が出てこないので無いことにするのかと思ったら最後に悪役で出てきた。取材に応じなかったのだろう。
サンマルチノとの友情はサンマルチノ本人のインタヴューで否定された。
図書館から
ついでに馬場の試合で私の記憶に残っているのはフリッツ・フォン・エリック戦くらいだ。