配管設計者がバラす、原発の性能
古矢光正
三五館
副題は「退くも進むも、そこは地獄の一丁目」
著者は薬学部卒業の配管設計者だそうだが放射能の知識は皆無に近い。
加圧水型原子炉は沸騰水型より安全、タービンに放射能水が行かないから。熱交換器内の複雑な配管は無視。
原発を起動して核燃料を使い果たした方がいいって、核廃棄物の増加分はどうするのか。
メルトダウンとは原子炉容器が熔けることと思っているようだ。
ほかにもいろいろあるが、一番は紙一枚でアルファ線が防げるのはアルファ粒子が大きいため紙に濾過される。
後の方に被曝体験とサリン処理経験が書いてあるが、これらが知能に影響したのであろうか。
図書館から