検証 福島原発事故・記者会見
日隅一雄、木野龍逸
岩波書店
副題が「東電・政府は何を隠したのか」
統合本部の記者会見は週二回、東電単独は一日二回、保安院は一日一回行われた。
SPEEDIの存在を朝日新聞は3/17,18で原稿を書いたが、22日まで掲載されなかった。
東電の記者会見担当者は松本原子力立地本部長代理。
中央制御室の作業員にヨウ素剤は配られなかった。
子供も年間20ミリシーベルトまで大丈夫と言った専門家は安全委員会の久住委員のようだが、その後その見解を修正した。
結局「責任者、そして組織を守ろうという意図を感じざるを得ない」「組織のトップの責任は回避し、反省の言葉は出しても、再発を防ぐための具体的な手段は講ずることはできず、そして、これまで通り組織を傷つけることなく守ることにすべての力が注がれた」
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