福島原発人災記 安全神話を騙った人々
川村湊
現代書館
福島原発事故に怒った文芸評論家の3/11~3/25の日記。だがッ書庫の本棚が崩れ参考書を取り出せないので、あえて原発推進派のHPから全文をコピペし、それに批判、批評、感想を書いたもの。つまり著作権など争えるものなら争ってみろと言うことだろう。
日本原子力文化振興財団「エネルギーレビュー」2005/4「非核兵器国の再処理モデル」秋元勇巳より「一方産業技術の急速な進展に違和感を抱く反文明活動家達は安全管理体制のゆるみが招いたチェルノブイリの暴走事故などを種にホラー・ストーリー作りに没頭し、大衆を原子力嫌悪の渦に巻き込もうとする」
鈴木篤之「プルトニウム」より「ラジウムにせよプルトニウムにせよ専門的にはその安全性に十分留意する必要があるが、一般の人々に対しプルトニウムはラジウムとは比べものにならないほど危ないという印象を与えてしまっているのは残念なことである」
予算委員会での斑目春樹「水素が発生しても、格納容器のなかだけで、建屋に出ていかないので大丈夫といった」「非常用発電機が2台とも壊れるといった抽象的なことをいわれても困る。原発の設計が出来ない」等々
わざわざ分かりにくく書いてあるとしか思えない長文からズバリ核心を探し出している。
この著者は以前に核兵器=ゴジラ=悪の権化、対する鉄腕アトム(心正しい科学の子)=原子力の平和利用=原発と指摘していたとか。川口図書館から