「放射能は怖い」のウソ  親子で考える放射能Q&A
服部禎男
武田ランダムハウスジャパン
いきなり漫画で始まり、そのほかも漫画のような本。
ホルミシス論、放射能は健康に良いから、防護服なんか着ないで大丈夫、非難エリアの安全宣言をすぐ出せ。プルトニウムは半減期が長い、出る放射線が少ない。日本人はワカメ、ノリを食べているからヨウ素を吸収しない。
でも福島に家族を連れて住むとも、福島の食品を食べるとは書いてない。
著者の経歴は中部電力に入社後修士課程卒業。米国留学、浜岡原発推進、電力中央研究所原子力部長、理事、現在名誉顧問。
ちょっと調べると電力中央研究所って各有名大学に研究費を配っているなあ。
どうも私の仮説(放射能は脳を冒す、永年研究を続けるとヤバい)の見本のような人物だ、78歳。同様にラッキー博士91歳、ポリコーブ、フィンエンデ-ゲン、チュアーナ皆90歳過ぎだってさ。仮説だったのだが証明されたみたい、「チェルノフイリ原発事故・終わりなき人体汚染」でチェルノフイリの英雄が現在では簡単な計算もできないほどになっている。