青の群像 原子力発電草創のころ
竹林旬
日本電気協会新聞部
図書館で偶々立読みしたところが福島第一原発立地の話。「資料に示された用地は、双葉郡大熊町と双葉町にまたがる海岸段丘の台地で、かって陸軍航空隊の基地として使われた広大な土地だった。戦後は堤康次郎の国土計画興業(現コクド)が買い取り、一時製塩業を行っていたが、いまはうち捨てられた状態となっている」
これは面白いかもと借りて読んだが、あとは原子炉の配管は真っ直ぐだと放射線漏れを起こすというところくらい。原子力船むつでの設計の甘さが原因ですと。
なにしろ「電機新聞」に連載したものだからな。