原発崩壊 増補版
明石昇二郎
(株)金曜日
以前の本に今回の福島原発事故と原発輸出を加筆したもの。
以前の本は十年前の「サンデー毎日」での「シミュレーション・ノンフィクション 原発震災」が主体のようだ。これは京大原子炉実験所の瀬尾健「原発事故災害予想プログラム」を小出裕章助手の協力でシミュレートしたもの。
被曝線量4シーベルトで50%死亡、6シーベルトで90%死亡、2.5シーベルトで晩発生ガン。
著者の所属するルポ研は福島原発からの放射能が首都圏方向へ広がり政府、マスコミの前にホームページ上で知らせた。
2000年四月二十六日共同通信によるとロシアのショイグ副首相(当時)がチェルノブイリ事故処理の作業員86万人のうち5万5千人がこれまでに死亡していると。死因には言及していない。
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