放射能を怖がるな! ラッキー博士の日本への贈り物
T・D・ラッキー
日新報道
表紙のコスプレを見れば翻訳・解説者の茂木弘道の悪い冗談なのは明らか。ラッキー博士も悪い人に翻訳権を与えたものだ。
まあ米国の科学者は研究費を稼ぐ為わざわざ怪しい研究を手掛ける者も多いのだ(いまだに喫煙の擁護する研究者とか)
とうぜんこういう研究者もいるが、その論文が三つ紹介されているがタイトルは「電離放射線の生物学的効果」「原爆の健康への応用」「放射性廃棄物による健康増進」とかなり笑える。
それにしても訳がひどい、対数目盛を計算尺って。グラフだけなぜかドットの荒いプリンタで印刷したらしく、斜めの線はギザギザで文字は極めて読み難い。
ホルミシス効果の表もほとんどがバクテリア、ゾウリムシの類でネズミ類だと閾値があいまいになり、ヒトの例の論文作者はラッキー博士のみ。
宇宙船に乗れるのなら私だって半年で180μSvくらい我慢する。山下俊一教授は100μSvを10μSvに訂正している。
もちろん翻訳・解説者の茂木弘道氏は「生活条件などがあり、そう簡単に(福島に)住むわけにはいかない」そうだ。図書館から