流血の魔術・第二章
ミスター高橋
講談社
副題は「プロレスは誇るべきエンターテインメント」だが、この本を読んだら、とてもそうは考えているとは思えない。
前作が暴露本でプロレス人気を落としたと言うことに反論したいのだろうが、新たな内容がほとんど無い。ただの言い分けだけ。前作に続いてカミングアウトしない団体が悪いのだそうだ。まあよほど警備会社を作りたかったのだろうに援助してくれなかったので恨んでいるのだろう。後は「だろう」的な話ばかり。
ストーリー重視のハッスルは方向が違った、悪役は外国人がいい、新弟子育成は町のレスリング道場に任せる、くらいか。図書館から