フォッフォッフォ

文芸春秋編
文春文庫ビジュアル
メインはプレート・テクトニクスなんだろうが、もう既読のものばかり。むしろエルニーニョの話が興味深かった。筆者は根本順吉。意外と古く1897年ヒルデブランドソンがオーストラリアのシドニーと南米ブエノスアイレスの気圧が反対方向の変化していることに気付いた。ウォルカー卿が気圧、気温、降水量も同様に変化しているのを明らかにした。southern oscilationと名付けられたみたいだが、El nino（oの上に～）と一緒になりＥＮＳＯ（エンソー）として英国の事典に載っている。1～5年周期で不規則な変動で赤道地帯の東西方向の大気循環（ウォルカー循環）と関連している。100円