核爆発災害 そのとき何が起こるのか
高田純
中公新書
核汚染ではなく核兵器の被害を調べた本だった。核兵器実験場まで行っているのはすごいが、まとめ方が一人よがり。なにしろ東京に核ミサイルが落ちたら、ご飯を炊く(電気は来るのか、水は?)昆布を食べる(消化する時間は)
1000分の1シーベルトなどと書いているのも気になる。ミリとかマイクロを知らないのかと思うと後でエクサベクレルが出てきたりする。
被曝線量をA~Fの六段階に分け、あとで付け足したのだろうD+。ならA~Gに直せば良いだけだろう。
DNAは二本鎖だから、放射線で一本が切れても、もう一本で修復できるので、分割した放射線照射のほうが被害は少ない。
携帯測定器で自分の体内の放射性セシウムを測定しているが、これは排泄物を測定したのだろう。
図書館から