「チェルノブイリ報告」
くもり、暖かいのに神経痛が
このごろテレビの黒い部分に文字が出ないし、地震震度状況など細かい字を読みたいので、寝室の14インチテレビに例の国から貰った地デジチューナーを取り付け、左右カット画面で見ることにした。どのみちここのマンションはあと数年地アナが見られるのだが。
「チェルノブイリ報告」広河隆一:岩波新書が出てきたので、とりあえず甲状腺と関係ありそうなところを書き出す。
チェルノブイリ以後五年目、今から二十年前のソ連ではまだ、単位はキュリー、レントゲン、ラド、レム。
キュリーは一グラムのラジウムの放射能の強さ=370億ベクレル。
レントゲンは物質の受ける放射線量、ラドはその吸収量、レムは生物体の被曝の影響を示す。
ベータ線、ガンマ線、エックス線の場合はレントゲン=ラド=レム。1シーベルト=100レム
当時のウクライナ政府のチェルノブイリ担当副大臣が言うには「15万人が甲状腺に影響、その6万人が子供。その半数の3万人の子供の甲状腺が200レム以上を吸収した。
ヨウ素はセシウムの五倍出た。ヨウ素剤配布は一週間後。
200レム(2シーベルト)を越すと確実にガン、100レム(1シーベルト)で可能性。去年八人の子供が甲状腺ガンで死亡、今年はすでに14人死亡。以前は甲状腺ガンはほとんど皆無だった。
でも、甲状腺ガンは早期発見で容易に治る。手術で副作用も無くほとんど完治する。」
エックス線検査は避け、超音波で診断する(エコーのことだろう)
20年前のソ連の医学でほとんど完治できたのなら、五年未来の日本の医学なら、十分に対処できると思うと私は思うよ。