フォッフォッフォ

斎藤文彦
ミシマ社
いつもの連載エッセイ「ボーイズはボーイズ」に加筆、再編集ものだが、著者大病後ということで、ひょっとすれば遺作とも考えたのだろうか、いつにも増して愛情溢れる文章だ。
登場人物もすっかり故人になったレスラーが多いが、馬場、鶴田が出てきても、猪木、藤波は出てこないなど個人的興味のままなのだろう。
クリス・ベンワーの記事を読みたくて、川口図書館で見つけ、念のためさいたま市図書館で探したらあったので、こっちで借りた。
ＷＷＥのリングのロープは本当のロープ使用、ケーブルワイヤーにゴムを被せたものではないところが、ビンスのこだわりだとか。