最期
藤田まこと
日本評論社
ゴーストライター氏の文章がうまいためか、あっさりと読めた。
ヒロポン常習舎だった。「てなもんや」から「必殺」の間はキャバレー回りで稼いでいた。医者に注意されて大酒、タバコは止めたのは67歳くらいか。
夫婦喧嘩で最後には「わかった。出て行く」と言ってしまうのは中村主水の婿どのの気分が抜けないためだって。
「必殺仕置人」は「必殺仕事人」のパクリだと池波正太郎が怒って、以降その局では池波原作の番組はできないとか。