東京五人男(斎藤寅次郎 監督ではなく演出とクレジット)
古川ロッパ、石田一松、横山エンタツ、花菱アチャコ、柳家権太楼
戦後すぐの映画、焼け跡がリアルでさすが特殊技術円谷英一と思ったら、人が写っていた。本物の焼け跡だ、銭湯の煙突ばかりが目立つ。
ロッパの「お殿様でも家来でもお風呂に入る時は皆裸」が聴けた。なるほど美声。
石田一松はノンキ節と最後にアジ演説。
エンタツ・アチャコは電車の運転手と車掌のケンカと、風呂の中で別々の歌が同じ歌になるなど笑わし所のはずが全然ダメ。長年にわたり映画以外ではコンビを組んでいないため、息が合わない。
「アノネ、オッサン」は言わないが動く高勢実乗をはじめて見た。
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