算法少女
遠藤寛子
ちくま学芸文庫
和算の本「算法少女」を現代語訳したものかと思って図書館から借りたが、本を書いた父子が書く過程、その後などを書いたジュブナイル小説だった。
「半円に直角三角形を内接させ、この直角三角形の内接円と、弓形内にえがいた最大の円があいひとしいときの外接円と小円の半径の関係を問う。略。小円の半径の十三倍が、外接円の半径の四倍にひとしい」ってどう考えればいいのか?
それにしてもちくまは高い、300ページもない文庫が900円+税