フレッド・ブラッシー自伝
”クラッシー”フレディー・ブラッシー、キース・エリオット・グリーンバーグ
エンターブレイン
稀代の悪役レスラー、ブラッシーの自伝。モノクロ写真も多く使われている。例えば手前に額から血を流した力道山、後に口元に血をつけたブラッシーが半笑いのような表情で写っているなど。
まあ、内容は口述筆記だろう、昔の自慢話、矛盾してたりするのは仕方が無い。が訳が情けないイーブル・クニーブルも知らないようでエベル・ニーベル氏(バイクの伝説的スタントマン)だって。
所々に他の人の証言が挟まれていて、見逃せないのがビンス・マクマホン(明らかにjr)談
「もともとアリと猪木の試合はワーク・ファイトになる予定だった。これは紛れもない事実だ。だが、アリが日本に行ってひと目猪木をみるなり”なんだ、こんなヤツは楽勝だ”と言いだしたのだ。中略。一転してシュートの試合になったわけだ。後略」
図書館から借り出し