探偵の冬あるいはシャーロック・ホームズの絶望
岩崎正吾
東京創元社
探偵の四季シリーズ第三弾、秋から十年だそうです。
作者あとがきにあるように、シャーロック・ホームズの「本歌取り」は昔から沢山書かれています、もう隙間は無さそうですね。この本でも「光頭倶楽部」は良かったですが「バスかビル家の犬」は章題を読んだだけ苦しいですし「まだらのひもの…」はヨコジュンがもっとうまく使っています。
春の探偵はポアロ?図書館から借り出し