ニュートンと贋金づくり 天才科学者が追った世紀の大犯罪
トマス・レヴェンソン
白揚社
あのリンゴのアイザック・ニュートンが重力、光学のほかに錬金術も研究していたのは知っていたが、贋金に悩まされるイギリス王朝のため通貨体制を立て直そうと造幣局の監事となり、大物の贋金づくりを有罪にしたとは。
戦争の費用を作るため富裕層から出資金を集めて銀行の資本とし、その金を政府に貸す。出資者には初期の預金通帳を渡す。現代の金融制度の土台だって。
17世紀の文献が大量に残されていることに感心する。
大量の原注。図書館から