死神が見ている
リチャード・スターク
角川文庫
悪党パーカーシリーズの十三作目で異色作。早川ではなく角川で出版されたものだ。
いつもどおり、全四部の三部目で視点がパーカー以外になるのだが、なんとクレアが家を守る話になる。もちろん第四部でパーカーが戻ってくる。
クレアが言い出すと。さすがのパーカーでも変えられないか。
敵役が異常者というのも初めてかも。
それにしてもなんというタイトルだ。原題はDeadly Edge
図書館から、昭和51年出版ではすっかり変色している。