死の腕 ヘンリー・リー・ルーカス物語
マックス・コール
中央アート出版社
一応360人殺したとされるシリアルキラーの話だが、この男の話を書きたい作家が多数いてその中から選ばれるため、気に入るようにルーカスの言っているとおりを書いているとしか思えない。
片目だとは書いてあるがどちらの目かは分からない。
母親がひどい奴で、思わず殴ったら、手にナイフを持っていたとか、悪魔教団「死の腕」に仲間入りしていて請負殺人者だったとか眉唾話ばかり。
あげくは留置所で神の光を見て改心して、すべての犯行を話すことにしたら、全米の保安官などから迷宮入りの残虐な殺人事件の問い合わせが送られて、じゃんじゃん犯行を自供したように思える。
相棒のオーティス・ツールは100人くらいだが人肉食者。
図書館から