日本はなぜ脱原発できないのか
小森敦司
平凡社新書
副題が「「原子力村」という利権」どおりの内容。
班目春樹東大大学院教授が映画「六ケ所村ラプソディ」のインタビューで「(核廃棄物)最終処分地の話は、最後は結局おカネでしょ」
他の本には珍しい第6章「買われたメディア」で
橋本清之助がマスコミを含む原子力推進体制の源流。
学習院大学特別客員教授八田達夫「メディアは広告費をもらうことで電力会社に依存し、原発批判ができなくなってきました」
「原子力村」が盛んに吹聴していた「100万キロワットの原発と同じ電気を太陽光発電で作るには、山手線内側ぐらいの広さが必要だ」という主張が消えてしまった。など
図書館から