ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女
ダヴィッド・ラーゲルクランツ
早川書房
上巻のカバーに「「ミレニアム」三部作の正当なる続刊」と書いてあるが、三部作の著者スティーグ・ラーソンの30年以上事実婚の妻だったエヴァ・ガブリエルソンの許可は得ていない。
謝辞にはスティーグ・ラーソンと不仲の父親、弟が書いてある。
エヴァ・ガブリエルソンのパソコンにはオリジナルの4巻が入っているというのだが、どうなるのだろう?
代作者ダヴィッド・ラーゲルクランツは文体までスティーグ・ラーソンを真似たそうで日本語訳では違和感は無いが、リスペットはこんなに積極的だったろうか。特に関係がなさそうな悪徳整形外科医の指を折るなんて。また盛り込み過ぎたのだろう、後半はバタバタ。
図書館から