ゴジラ誕生物語
山口理
文研出版
オリジナルのゴジラについてのたくさん出ている関係書籍を纏めたもののようだ。
「オプチカルプリンター」は映写機とキャメラが向かい合わせになっていて、フィルムを映写して別のフィルムに焼き付け、複数の特殊効果を1画面に集める。
台風のシーンで特製の大型扇風機を作った。
熔ける鉄塔は蝋、飴、鉛の説。
「皆さん、さようなら」のアナウンサーはオリーブオイルを塗って汗にした。
芝浦、新橋、銀座、国会議事堂、上野、浅草、墨田川というルートはB29の爆撃ルートに重なる。
ゴジラは反水爆映画なのは常識だが、この本のように福島第一原発事故批判まで書くのはどうだろう。
図書館から