はだしのゲン
中沢啓治
汐文社
この人の絵が好きでないので、まして原爆被爆直後の絵など耐えられないので、連載時には読まなかったが、私も大人になったしそろそろ読めるようになっ太郎と読んでみた。
相変わらず絵は嫌いだが、読み終わった。
おそらく作者が一番言いたいのは第八巻の熱血教師の「どうか戦争を憎む気持ちを燃やし続け平和を守りつづけてくれえ」
「政治から目を離し背を向けると知らぬ間に戦争の準備がされ
気がついたときはおそいのじゃ」だろう。
昭和天皇非難は昭和十年ころ生まれた人には共通の考えのようだ。
図書館から