海底二万里
ジュール・ヴェルヌ、江口清訳
集英社文庫ジュール・ヴェルヌ・コレクション
完訳だろうと思うがどこにも書かれてはいないが600ページ近い厚さ。しかし第一部275ページを読むと飽きる。そのためか二部はアトランティスの址、マッコウクジラの惨殺、南極点の帰りに氷で閉じ込められる、大ダコとのチャンバラ、メールストロムの渦などと盛り沢山。
日本近海で怪物イッカクを退治しようとして海に落ち、電気仕掛けの潜水艦の捕虜として太平洋、インド洋、紅海、地中海、南氷洋、大西洋の航海記。
当時春分秋分という言葉が無かったのか、昼夜が等しい日と書かれている。
前にもどこかで書いたがタコの血は赤くはない。
200円、読み直す気力はないな。