入浴の女王
杉浦日向子
講談社文庫
あちこちの銭湯に入り女性の裸を観察し、地元の男性の地元自慢を聞きながら酒を飲む。
日本中の銭湯と言いながら半分は東京と言う情けなさ。とは言え現在も営業している銭湯は極少だろう。
日向子さんもまだ文体が固まっていないのか。結構読みにくい。
やはり死を考えているようで万葉集の「我が命は惜しくもあらずさにつらふ君によりてそ長く欲せし 車持娘子」などを載せている、
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