東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと
菅直人
幻冬舎新書
初めて読むものは意外に少なかった。
「「撤退されば日本は崩壊する。撤退はありえない」は自衛隊、消防、警察についても同じ気持ちだった」
「所轄官庁の縄張り主義と科学の独占主義にしめつけられた原子力部門の閉鎖性と秘密性だった」
「斑目委員長に「水素爆発は起きないと言っていたじゃないですか」「いえ、水素爆発はないというのは、格納容器のことで、原子炉建屋のことではない」」
他の本で一号炉が爆発した後、二号、三号を海水注入を要求したが、廃炉を恐れた東電に引き伸ばされたとの記述は見つからない。
二号炉が爆発しなかったこと、四号炉のプールに水があったことは幸運であった。
海水注入を菅総理がストップさせたとy売、s経新聞の報道はAB減総理からのデマだという記述も見つからない。
図書館から