矢野徹・SFの翻訳
奇想天外社
翻訳志望者への翻訳方法の指南は難しい。結局最後に必要なのはネイティブスピーカーの友達だって。むしろ著者が戦後読書欲で米軍が読み捨てて燃やそうとしていた本を貰い、SFが気に入り米国にSFの紹介を頼み、その縁でSF大会に招待された話が素敵だ。
しかし結構いい加減なところが多いようで、急に出てきた4Eが後のページでようやくフォレスト・J・アッカーマンのことだとわかる。半年も居候させてくれるとはなんと言う親切。
県立図書館から