サムライ 評伝三船敏郎
松田美智子
文藝春秋
そういえば黒澤明の本は多いが三船敏郎の本て無いなぁ。
表紙が三十郎、タイトルといい、もっと映画について書いてあるかと思ったのだが、三船プロダクションの内紛と家庭不和のほうが多い。S学会は位牌を捨てちゃうんだ。
三船プロには江戸の街のオープンセットなどもあった。
死んだときの国民栄誉賞の話は、当時の橋本首相が風前の灯状態のためボツ。
酒乱は有名だが家のなかで日本刀を振り回して家族が怯えても、周りが立ち回りの練習とみなしていた。
「松風三十郎」「乱」は三船主役で黒澤が脚本していた。
図書館から