わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか
ロバート・L・パーク
主婦の友社(文庫)
副題が「ニセ科学の本性を暴く」原題が「VOODOO SCIENCE]
科学者が自分で自分をだますのが「病的科学」、司法関係者の科学的無知につけこみ集団訴訟で企業をくいものにする「ジャンク科学」「集団訴訟科学」、詐欺で金儲けをねらう「ニセ科学」「詐欺科学」、これらを「ブードゥー科学」と呼ぶ。
以下私がしらなかったところ。
生物学者E・O・ウィルソンの科学の定義「科学は、万物に関する知識を収集し、系統立て、検査や分析が可能な法則や理論に要約する、規律正しい大事業である」
火星でのコロニー実験のバイオスフィアは空気と食料を外部から持ち込んでいた。
ロズウェル事件時U2スパイ偵察機は塗料が塗られていなかったので、朝夕は日光を反射して肉眼で確認できた。CIAの推定ではUFO目撃情報の半分はU2だった。
エミリー・ローザ九歳ハタッチセラピーの二重盲検試験を行い著名な医学専門誌に寄稿し千ドルの補助金を授与された。
図書館から