動物記(一)私の知る野生動物
シートン
角川文庫
なんたって内山賢次訳、昭和33年初版、これは17版だが。さすがに古い。田舎なまりはどうかと思う。
全部読んだことがあるものだが、前に読んだのは子供向けに訳したものだったのだろう、印象が違ったりする。
「アンブル足のマスタング」で「二度と(略)アンテロープ・スプリングをおとずれなくなった」のが「アンテロープ・スプリングから追いはらわれなかった。(略)ここにはほとんど毎日、午頃やってきて」ってどっちなんだ。だいたい馬が縛られたらすすり泣くか?定価は百拾円だが210円