燃えさかる火のそばで シートン伝
ジュリア・M・シートン
早川書房
シートン夫人がシートン死後に未発表の文章、生前に聞いた思い出、スケッチなどを出版したもの。
やはり未発表には理由があるわけで、つまらないものが多い。さすがに十八世紀に成人した人だからとんでもないものが入っている。ブタ肉を常食する民衆は知性が劣るというのが一番ビックリした。
スケッチは素晴らしく、有名な眠れるオオカミ、オオカミたちの勝利も載っているが、一ページに二枚の大きさでは小さすぎる。県立図書館から