富士塚ゆる散歩
有坂蓉子
講談社
前作「ご近所富士山の「謎」」が結構面白かったので、期待して図書館から借りたのだが、私の期待とは逆に変に宗教的になってしまった。出てくる富士塚は少なめで、富士講などの儀式が主だった。
あげくは出口王仁三郎の日本が世界の雛形という、雛形理論まで登場するが、台湾が南米なので、奇怪な世界地図になっている。