「戦後マスコミ回遊記」
くもり、きょうも日食メガネのテストが出来ない
佐野眞一「津波と原発」で引用されていた「戦後マスコミ回遊記」上下巻を県立図書館から借りた、著者は柴田英利、読売新聞、日本テレビの正力松太郎の影武者、パペッター。「オレは偉いんだぞ」と言う文章で、とても全部は読みたくないので、下巻の「原子力時代の幕開き」「原子力外交の展開」だけを何とか読んだ。
なるほど「津波と原発」にもあったように原水爆実験反対運動を反米闘争と捕らえて、肩書きを明かさない米国人に「毒は毒をもって制する。原爆反対を潰すには原子力の平和利用を大々的に謳いあげ…」と米国から「原子力平和利用民間使節団を呼び、元旦の新聞に社告を書いた。正力も総選挙立候補。