素顔の西太后
徳齢
東方書店
清朝末期、外務官の父親の方針で西洋で教育を受け、帰国後最高権力者西太后に気に入られ女官として二年間勤めた体験記。
とんでもない贅沢、カナリアの卵ほどの真珠をつないだショール、移動には輿に乗り、八人が担ぎ、四人が先導、十二人が従い各々が化粧品、着物などを持つ、もちろん全員宦官。長廊の写真では長すぎて先が見えない。
清朝のしきたりで「太后陛下が生きておられる限り、皇帝より上位に立たれる」のだ。100円