シーシェパードの正体
佐々木正明
扶桑社新書
ほとんど他で読んだことばかり、初めて読んだのはポール・ワトソンの経歴くらいか。
ポール・ワトソンへの電話取材、ピーター・ベスーンへの拘置所面会、調査捕鯨船団長への取材と一応取材はしているが、参考文献、ウェブサイトによるところが多いのだろう。
エコテロリストの恐ろしさはフィクションではあるが「チェラブ Mission 6 リベンジ」を読めば理解できよう。
それよりもオーストラリアの白豪主義以来の人種差別傾向、南極を自国領にしたがる帝国主義が危うい。
この本ではベスーンは裁判前だが、既に自作自演を告白し、ポール・ワトソンを非難、シーシェパードと手を切り、執行猶予判決で国外退去させられている。
パタゴニアは元々買わない、アニマルプラネットはお気に入りから外す。図書館から