境界性パーソナリティ障害
岡田尊司
幻冬舎新書
惹句が「普段はしっかり者で思いやりのある人が、急に逆ギレする、わざと人を怒らせる、不可解な言動を繰り返す、それが境界性パーソナリティ障害」というのでリアルで一人、ウェブ上で二人ほど、そうかなという人物を知っているので図書館で借りてみた。
例に挙がっているのがアルチュール・ランボー、太宰治、ヘルマン・ヘッセ、中森明菜、ヴァージニア・ウルフ、飯島愛、ジェームス・ディーンとすごい。ヘッセは良い例らしく数回出てくる。
親などの治療者が誠実に中立的に接し、必要に応じ厳しいことも言う、って素人になんか無理。
特に発達障害がベースにある場合、境界性パーソナリティ障害を合併いやすいが、対処は困難だって。