フォッフォッフォ

増田美智子
インシデンツ
事件当時未成年の被告の名前をタイトルにして問題となった本だ。
たしかに被害者の家族が死刑にしろとごり押ししたら、最高裁が死刑になるように差し戻すってのは異常だと私は思っているが、しかし驚いた、著者は裁判の傍聴もせず、差し戻し控訴審で死刑判決が出てから、被告に手紙を書き、弁護団が反対しているのに面会に行き、その印象と文通で死刑は不当だって。
なにしろ取材対象者ともめるのが得意なようだ。
不謹慎な手紙を仲間に書いたと言うのは、留置所仲間が煽って、不謹慎な表現をさせ、それを検察に提出したもののようだ。図書館から