二酸化炭素温暖化説の崩壊
広瀬隆
集英社新書
私もかねて二酸化炭素温暖化説は原発推進のためだろうと思っていたのだが、ついに原発反対論の大物が書いてくれた。
IPCCのクライメート事件。ホッケー・スティックの捏造は既知だ。
アル・ゴアの「不都合な真実」の「グリーンランドの氷が融けて海面が六メートル上昇」が英国の高等法院で科学的裏付けが無いと判断いた。
海水温の上昇は原発の熱排水が原因。
「節電」を呼びかけながらもIHなどオール電化を宣伝する電力会社。
燃料電池はフュエル・セルの直訳だが小型発電機。著者はずいぶんと推奨しているが、水素を取り出すエネルギーはどうするの?
大気汚染で肺ガンが増加しているどさくさで、著者は喫煙をやめないと主張しているが、放射能の害を疫学的に主張しているのと矛盾は感じないのだろうか?
大地震源と巨大台風発生説の科学的根拠は?仮説止まりだろう。
「地球温暖化懐疑論批判」江守正多
「正しく知る地球温暖化 誤った地球温暖化論に惑わされないために」赤祖父俊一