高砂コンビニ奮闘記 悪衣悪食を恥じず
森雅裕
成甲書房
作者は江戸川乱歩賞受賞者なのだが、相談無しで改ざんするなどを行う出版社の担当者と次々とトラブル状態となり、ついに喰うに困るようにまで陥り、たまたま近くのコンビニの夜間アルバイトをすることになったが、そのコンビニは客層が最悪、あげくは潰れてしまった。とそういう話なのだが、やはり文章がうまいのでほとんど一気に読んでしまった。
ちなみにその回の江戸川乱歩賞受賞者は二名で、もう一人は今をときめくH野K吾なのだ。