柳生刺客状
隆慶一郎
講談社
のちに「影武者徳川家康」となった設定の練習作だろう表題作のほかに「張りの吉原」「狼の眼」、最後の短編「死出の雪」、未完の「銚子湊慕情」の短編集。やはり表題作が一番。図書館から、ハードカバーだが傾いている。