なぜ無実の人が自白するのか
スティーヴン・ A・ ドリズィン、リチャード・ A・ レオ
日本評論社
副題が「DNA鑑定は告発する」原題が「DNA時代の虚偽自白の問題」で、米国ではDNA鑑定で自白により有罪となった人たちが雪冤されている。ミランダ・ルールにより、身柄拘束下の取調べの強制自白の要素を払拭したはずの米国ですらそうなのだから、まして23日も拘留できる日本ではさぞかし、虚偽自白が多いのではないだろうか。取調べの全面可視化を急ぐ必要があろう。
で米国での論文に「名張毒ぶどう酒事件」の奥西死刑囚の再審へ向けての法定意見書が付加えられている。図書館から
題名のためか、DNAが流行のためか、すぐ予約が入り、三度目の借り出しでようやく読了。その間に鉛筆で線を書いたヤツがいる。