やじきた道中 てれすこ(平山秀幸)
中村勘三郎、柄本明、小泉今日子
東海道中膝栗毛とは全く違う主人公。弥次郎兵衛はシンコ細工師、喜多八は酒乱の売れない役者。この二人が足抜け花魁を故郷に送る話。
上方落語をネタにしているが「てれすこ」は箸休め的、他に「狸賽」。
八年前に企画されたものだそうだが、その時ならヤジキタの二人もちょうど良かったろうに。勘三郎は貫禄ありすぎ。柄本明は入院、手術の合間だといえ、すっかり歳取ってしまった。
まあ、最後の蓮台の小泉今日子の笑顔が素晴らしいので、助かったね。時代劇専門チャンネル