けんかえれじい(1)
鈴木隆
(2)があるのだが未読。しらべると千円以上するようだ。なにしろ100円で買った(1)の続きにそんなには賭けるわけにはいかない。
鈴木清順監督の同題の映画の原作で、映画化されたのはこの(1)の半分も無い。麒六は喜多方中学を卒業後、上智に入りすぐ止め、早稲田に入り、童話研究会に入る。検閲で特高警察により留置所に入る。映画の最後の北一輝が出てくるが(1)には出てこない。(2)で出るのだろうか。
解説で和田誠が書いているように、最初の一行「悲歌(えれじい)といっても、詩情あふれる序奏のようなものはない。さっそく喧嘩(けんか)の本題に入りたい。」