切り裂きジャック
パトリシア・コーンウェル
講談社
切り裂きジャックの犯人探しなのだが、初めから犯人を決めて、後は状況証拠の羅列。なぜその男が犯人と思ったのかが、よく分からない、スコットランド・ヤードを見学した時に説明してくれたのが権威だったから?
宿帳の落書きが手紙の絵に似ているって言うドクター・アナ・グリュッツナー・ロビンスとはどういった部門の権威なのか、何も書いて無いようだ。
手紙から採取したミトコンドリアDNA塩基配列の一部が一致するのは、同じアングロサクソン同士なら当然だと思うが。
訴えそうも無い子孫をもつ人物を選んだということではないのか?
この本は二分冊され「真相」と言う題名で文庫化されたそうだ。図書館から