予言の心理学 世紀末を科学する
菊池聡
KKベストセラーズ
心理学的に予言を扱ってみたということだが、1998年出版と明らかに1999年ねらいだろう。
結局予言を批判するが否定しきれず、どっちつかず。文章もうまくない。「皆さんもそろそろイライラしてきたころでは」と書いてあるがまさにそのとおり。
参考文献が沢山載っていた。「しゃべくり大王」米沢りか、「超能力現象のカラクリ」坂本種芳、坂本桂史「うわさが走る-情報伝達の社会心理」川上善郎「予言がはずれるとき この世の破滅を予知した現代のある集団を解明する」フェスティンガー、リーケン。シャクターなど。図書館から